2015年2月18日水曜日

雑木と小道を楽しむ庭 ~施工事例



完成から半年以上寝かせてしまいましたが、
昨夏手がけたお庭を紹介したいと思います。

静かな住宅街で、中古住宅をリフォームして住まわれているお客様。
庭には前の持ち主の方が植えていた植物たちが茂っていました。
生かせる植物はなるべく残しつつ、自然な雰囲気がお好きなお客様からのリクエストから、涼しげな雑木を中心とした自然な雰囲気のお庭をめざしてプランしました。

道路に面した駐車場脇のスペースは、西向きで日当りがよく、こちらのお宅の顔になる場所。奥行き感を出し、日々の手入れがしやすくなるように自然石の小道をつくることにしました。

施工後のようす 1






施工前のようす 1

施工中 1
職人さんが1枚ずつ石を据え付けています






施工後のようす 2







施工後のようす 3



小道の脇にはアオダモ、ソヨゴ、ツリバナ、ナツハゼなどの株立ちの雑木を、その株元にはミツバツツジやシモツケなどの低木、ギボウシなどの宿根草を植えました。
玄関を出て毎日ここを見る時に雑木林の中にいるような、深呼吸したくなるようなイメージをふくらませながら・・・

もともと植わっていた下草は生き生きしているものが多かったので、株分けや間引きしながら、新しい植物と組み合わせてできるだけ残しました。

植物たちは正直に、その場所が好きかどうか、全身で表現して教えてくれます。
無理をさせるとこれまた正直に、だんだんとおとろえて消えてしまうもの。
自然にはあらがえないなぁ、と草花を育てていて感じます。


小道の奥は、建物脇で細長く、あまり日当りのよくない場所。コンクリートの平板の飛び石の脇に、カイヅカイブキが並び、足元にはシダやユキノシタなどが生えていました。

1階の部屋の窓からの眺めを、外からの視線が気にならずに緑が楽しめる風景にとのご要望から、木製フェンスと日陰を好む植物たちを組み合わせ、しっとりした空間づくりをめざしました。既存の平板は、ゆるやかなラインに配置し直して再利用しました。

施工前のようす 2
施工中のようす 1

施工後のようす 4

施工後のようす 5



施工後のようす 6

フェンスの手前には、やさしい枝ぶりのコハウチワカエデとハイノキ。
足元にはツワブキ、トクサ、ヤマアジサイなどとと、もとから植わっていたシダやヤブソテツ、そして庭石。
そこにあるものをどう活かすかが庭づくりの大きな楽しみです。

この冬を越して、力をたくわえた植物たちが、春からどんなふうに育っていくのか、想像するとわくわくします。

お客様と職人さんたちと一緒に、また楽しい庭づくりさせていただきました!

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