冬のつるバラお手入れ

今年も大寒のこの時期に、どっさり雪が降りました。
昔から伝わる暦は今でもぴたりと通用するものだなぁとつくづく思います。

一年で一番寒いこの時期は、まさにバラの手入れの季節。
昨年から残る葉が落ち、春から動き出す新芽がわずかにふくらみ始めています。
バラはトゲが痛いものの、バラの冬剪定は私にとって大好きな作業のひとつです。
この冬行ったバラの作業を紹介します。


こちら↑は2017年4月のようす。
前年の冬、前から育てていたつるバラの生育が旺盛でどうにかしたいというご相談を受けたお客様に、特注のトレリスをご提案して設置し、つるバラを誘引したあとの春の姿です。壁を傷つけず、つるバラを広々と面で育てられるアイディアです。トレリスはコンクリート床に固定しています。


ちなみにこちら↑は2016年冬、トレリス設置と手入れ前の様子。

そしてまた1年、つるバラはぐんぐん成長!
お客様もびっくりの旺盛ぶり、枝が伸びまくりです。
こちら↓は2017年秋のようす。


そこで今回は剪定の依頼をいただき、冬の剪定と誘引作業をしてきました。

トゲと格闘しつつ、絡んだ枝を1本ずつほどいていきます。
1年に2~3mは伸びたようなシュート(新しい枝)もあります。
古い枝は元から取り除き、ハリのある枝を順番に下の方から枝を弓状にたわめつつトレリスに誘引します。その時ギュウギュウに縛り付けてしまうと、その枝のやる気を損ねてしまう印象を自分の経験上感じるようになったので、ほどよく自由を残してほどよいテンションをかける程度で縛るようにしています。
人間もそうですけど、縛られるとやる気なくなっちゃいますよね…




充実した冬芽。ぷくっと膨らんで痛~いニキビ状態がベスト。


誘引作業完了!
株元に寒肥をあたえて、あとは春を待つばかり。
バラが一面に咲いた頃、また写真を撮りに伺いたいと思います!

バラのお手入れ作業、剪定、誘引、鉢の植え替え、冬の肥料やりなどの作業をうけたまわっております。ご自分での作業が難しかったり、一緒にやってみたいなどのご要望にもおこたえします。トレリスやフェンスなど、バラを這わせて魅せる工夫のご提案もいたしますので、お気軽にご相談ください。

コアガーデン・長阪 070-6641-6882
nagasaka@core-garden.com まで、お気軽にどうぞ。