つる植物のお手入れ

すっかり春らしくなった木曜日、国立のお客さまからの
ご依頼で植物のお手入れ作業に伺ってきました。

以前から前を通るたび、1Fの店舗前の石畳や緑の使い方が
素敵だなぁと思って気になっていた建物だったので、
偶然ご依頼いただけたのがうれしくて、朝から張り切って
作業させてもらいました。

1F店舗はヒーリングサロンのearthさん。
インテリアもオーナーさんも、とても素敵なお店です。

→今は、焼き菓子中心の洋菓子&カフェ
"ハミングフルーツ"さんが営業しています。
お菓子の味は間違いなし!
インテリアもとても素敵なお店です。


お店の入り口



建物脇のつる植物
























建物脇には道路縁石際のほんの少し残された土の部分から
ツルハナナス、ワイヤープランツ、ジャスミンなどのつる植物が
じつにたくましく、茎とつるを伸ばして窓と壁を緑で覆い尽くしています。

緑が生い茂っている景色が個人的には大好きですし
(もっと行け行け!と応援したくなります)
このままでもよいようにも思うかもしれませんが、春からの
更なる成長を見越して手入れのご依頼をいただきました。
夏には道路に緑が覆いかぶさるようになってしまうのだそう。
植わっているどの植物も、その成長力は恐るべきものなのです。

ハサミを入れてみると、見た目よりもなかなかの手強さ。
中途半端に残すと中の枝が蒸れたまま枯れてどんどん分厚く
なってしまうので、絡まりあったつるのかたまりを2/3くらい
切り取る作業になりました。

作業後は下の通りのサッパリぶり、寂しいかなというくらいの姿に
なりましたが、春からの伸びの勢いを見越しての処置となりました



通りで作業していると、いろんな方から声をかけられます。
切り取ったつるを挿し木にしたいので戴けるかしら?という奥様、
楽しそうに作業してるねぇと声をかけてくださったお向かいのご主人、
一緒に作業をしてくれた、ご依頼主のかわいい娘さん、
植物やお仕事の話をしてくださった1Fサロンのオーナーさん。

植物を扱っていると、気軽に声をかけていただけて
いろんなお話ができるのがとても楽しいひと時です。

そして、やぼろじの満開のしだれ梅を最後に。


今日は3月11日。
被災した方たちに、早くあたたかい春が来ますように。