2013年6月29日土曜日

二子玉川公園に行ってきました


今日、植栽工事に出かけた帰りに、二子玉川にこの4月オープンした
世田谷区立 二子玉川公園へ寄ってきました。
この公園は、国分寺崖線(がけ)と多摩川にはさまれた6ヘクタールという
広大な敷地に、世田谷区が住民と話し合いを重ねながら計画を練って
作られたそうです。
http://www.city.setagaya.lg.jp/shisetsu/1217/1271/d00124898.html

この公園は、私が庭の設計の勉強に通っていた時に造園設計を
教わっていた先生の設計・監修によるもので、工事の途中に石組(いわぐみ)
工事を見学させて戴き、完成後は今回初めて見に行ってきました。

この中にある日本庭園「帰真園」は「回遊式庭園」、つまり園内を回遊して
鑑賞する庭園で、古くは室町時代から、江戸時代には大名によって
多く作られた様式。有名なのは小石川後楽園や京都の桂離宮など。

難しい話はこのくらいにして、写真を紹介します。


山の上の石組から勢いよく流れ出る滝









滝を横目に見ながら石の階段を降りていきます

 
 


































滝を流れ落ちた水はいったんゆるやかなせせらぎとなって橋の下にもぐり、
大きな根府川石のなめらかな岩肌を伝って広い池に注ぎ込みます。


 
 
池の向こう岸には、移築された旧清水邸書院の建物が見えています。
 
書院から滝口、流れを臨む景色。
高層マンションを背景に、水と緑の世界が視界いっぱいひろがります。
思わず深呼吸したくなる景色…(もっと写真が上手だったらいいのに!)
 
 
どこを歩いていても水の流れる音が心地よく耳に響きます。
すぐにでも靴を脱いで水に入りたい!
(水に入るのは禁止されているのであしからず)
 
そして石組、石組師でもある先生の、まさに真骨頂です。
さりげなく据えてあるあらゆる岩、石を、先生や職人さんが
ひとつずつ組んでいったことを思いながら見ると、あらためて石それぞれに
表情が見えてきます。勇ましかったり、凛としていたり、楚々としていたり。
 
石を組んだ人は、敢えてそう思ってもらうよりも、山や渓流から流れてきて
ただそこにごろんとあったように感じてもらいたいはずですが、
途中経過を見ているせいか、彼らの情熱を感じずにはいられませんでした。
 
今はまだ植えたばかりの植物が茂ってないので作りたての感もありますが、
数年もすると草木が生い茂って、江戸の頃からあったような雰囲気に
なっていくのだろうと想像すると、とてもわくわくします。
季節ごとに、年ごとに訪れたい庭園です。おすすめです。
 

2013年6月26日水曜日

庭のお手入れ仕事

ここにきてようやく梅雨らしい雨ふりが続いています。
4、5月は本当に乾いていたので、畑や草木が待っていた恵みの雨。
この雨で、枝葉がまた一層成長します。もちろん草たちも・・・

6月は、庭木のお手入れ作業の時期です。
年に1回のお手入れならば6~7月か12~2月、
常緑樹が多いお庭や春に咲く花木が多い庭はこの時期に、
落葉樹が多い庭は冬のお手入れがおすすめです。

先週は、お客様の庭のお手入れ作業ウィークでした。
花ガラつみをしたり、伸びすぎた宿根草を刈り込んだり、
芝生を刈ったり、雑草を刈ったり、職人さんに植木の剪定をしてもらったり。
日ごろなかなか手がつけられなかった植物たちに手を入れてきました。

作業してきたお庭のショットをいくつか、ご紹介します。

最初は宿根草とバラを丹精されているお客様のお庭。
季節ごとに次々と花がリレーのように咲いて、
いつ伺っても心がなごむ空間です。
今回も、クレマチス、ギボウシ、アジサイアナベル、バラ、クガイソウ、
ガウラなどなど、たくさんの花が咲き誇っていました。

ミズヒキの葉の中の天使

素晴らしい香りのイングリッシュローズ"エヴリン"

作業中のガーデンでのランチは最高!
次は、以前お庭の改修を手掛けて、その後手入れに入らせて戴いている
お客様のお庭。 日があまり当たらないので、日陰に強い植物を中心に
植えています。


職人さんがモミジにもぐって丁寧に剪定しています

宿根草が育って土を覆うと草よけになってくれます

お客様が買ってこられたアジサイ"アナベル"が加わりました

最後はご近所で手入れさせてもらっている2軒のお客様。
落葉樹の下のこの場所を気に入ってのびのび育っている宿根草たち。
思わずうれしくなって顔がほころんでしまいました。



お客様がいつも丹精しているお庭を定期的に手入れさせてもらえるのは、
とても楽しく、心おだやかに仕事ができるごほうびのような時間です。